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体組成計の仕組み
2024年6月24日
体重だけでなく体脂肪率や筋肉量といった体の中身のデータが分かる体組成計。
どのようにしてこれらのデータを計測しているかというと、一般的には生体電気インピーダンス分析法という技術を利用しています。
これは体に微弱な電流を流し、電気抵抗の値を測定することで体の組成成分を推定する手法です。
筋肉は約80%が水分で構成されていて電気を通しやすい性質を持っています。
一方で体脂肪は水分の含有量が少なく電気を通しづらい性質です。
この筋肉と脂肪の電気抵抗の差を利用して体の成分を知ることができます。
例えば同じ身長・体重でも電気を通しやすい体の人は筋肉質で、電気を通しづらい人は脂肪が多いと分かります。
現在ではこのインピーダンス分析法で体組成をかなり正確に測定できることが分かっており、医療機関等でも広く採用されています。
体の水分量に影響を受けやすい計測方法であり発汗量や計測前の水分の摂り方によって数値に誤差が生じるので、
多少の数値のブレに一喜一憂せず長期間の平均値で体の変化を評価することが重要です。
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