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糖質、糖類、炭水化物 違いは?
2024年2月16日
混同されがちなこれらの言葉の意味を改めて確認します。
図の通り、「炭水化物」とは「糖質」と「食物繊維」の総称です。
糖質は消化吸収を経て体内でエネルギー源になるものです。
食物繊維はヒトの消化酵素で分解・吸収ができないものでエネルギーとしては利用できずカロリーはゼロです。
食物繊維には水溶性のものと不溶性のものがあり、それぞれの特性は下記のとおりです。
水溶性食物繊維:粘性があり食物を包み込んで吸収速度をゆるやかにする。
不溶性食物繊維:水分を吸収してふくらみ腸を刺激して便通を促す。
また、どちらも腸内細菌のエサとなり腸内環境を改善するはたらきもあります。
「糖質」は「糖類」と「多糖類」に分類されます。
「糖類」は分子が小さく素早く消化吸収されるので、血糖値が急上昇しやすく摂りすぎると太りやすいです。
砂糖や、果物に多く含まれる果糖、牛乳などに含まれる乳糖などが糖類に該当します。
清涼飲料水などにも多く含まれています。
「多糖類」は分子量が大きく消化吸収に比較的時間がかかる為、血糖値も緩やかに上昇し腹持ちも良い傾向です。
米や小麦などの穀物に多く存在します。
炭水化物は生きるために欠かせない重要な栄養素ですがお菓子や清涼飲料水から摂取するよりも、多糖類と食物繊維を複合している穀物から摂取した方が太りにくいと言えます。
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